自分は人見知りだから、初対面の人と話すのは苦手。
二人っきりになったりしたら気まずい。。何を話せばいいか。。
周りのみんなとうまくやれるかなぁ。
こんにちは、人見知り歴=年齢のkiyoです。
新学期や転勤や転職など新しい人間関係が始まると、
何かと気疲れすることが増えますよね。
新しい環境にうまく馴染めるか、不安になることもあると思います。
そこで今回は初対面の人とでもうまく会話するコツについてお話しします。
まずわたくし、kiyoはというと、
・人見知り歴41年
・それでもフリーのイラストレーターとして複数の取引先を開拓し、16年目
・仕事で会う方のほとんどは初対面、もしくは初対面とほぼ同じぐらいしか面識のない方ばかり
・時には近い業種の交流会や、取引先のパーティーに潜入し営業活動
といったような感じで、人見知りでありながらも、長い時間をかけて場数を踏み、
人と会話するときのパターンのようなものを掴んできました。
そんな経験を踏まえつつお話ししたいと思います。
まず結論 相手にたくさんしゃべってもらおう
いきなり結論から述べさせてもらいましたが、
そもそもうまい会話とは何でしょうか?
答えは一つではないと思います。
ただ、人見知りにとって一番やりやすく、上手く話せたと実感できるのは
自分が話すより、相手にたくさん話してもらう会話です。
笑いを交えたり、深い共感を呼ぶような、盛り上がるトークを目指す必要は全くありません。
そもそも人見知りにはできません(笑)
そういったトークも、もちろんいいですが、
相手の話をたくさん引き出すトークの方がむしろ価値が高いのです。
人はみんな自分の話がしたい
価値が高い理由はこれです。
自分の話ってなかなかできないんです。
人はなかなか自分の話に興味を持ってくれません。
自分の話したいことについて、ちょうどいい質問を振ってくれる人なんてまずいません。
もしあなたが目の前の相手に興味を持ち、いくつか質問しながら、
相手の話したいことを聞いてあげられたとしたら、
少なくとも相手は、あなたにいい印象を持つでしょう。
相手によっては好感度爆上がりです⤴
あなたが今後周囲とうまくやっていく際に味方になってくれるかもしれません。
人見知りにとって聞き役はラク
人と接するときに「相手の話を引き出そう」という基本姿勢を持っていると
実は結構ラクなんです。
自分はあまり話さなくていいからです。
ちょこっと相手に質問を投げ、話をしてもらい、相槌を打って共感を示し、
話が終わりそうなころに、またちょこっと質問を投げる。
これができるだけで会話は続きます。
そして相手に「この人話しやすい!」と思われるはずです。
では、どうすれば相手の話を引き出せるのでしょうか?
会話のコツ① 嘘でもいいから相手に興味を持つ
初対面の人と話す場合、必ずしも自分がその相手に興味が持てるとは限りませんよね。
でもある程度コミュニケーションとれた方がいい。とらなきゃいけない。。
そういう時は、嘘でいいんです。
嘘でもいいから相手に興味を持ってみましょう。
興味のあるフリをしましょう。
そもそも人見知りの人は(自分もそうですが)人と接する時、
とかく「嫌われたらどうしよう。。」「つまんないヤツと思われたらどうしよう。。」
などと、自分がどう思われるかに意識が向いてしまいます。
自分のことで頭がいっぱいになって
他者のことに関心が向かなくなってしまいます。
つまり相手をよく見ていないんです。
そんな人見知りが会話上手になりたいなら、
まず「自分がどう思われるか」は置いておいておきましょう、二の次です。
目の前の相手に意識を向けることを心掛けてください。
会話のコツ② たくさん質問しよう
相手に意識を向けたら、相手に質問して会話を切り出しましょう。
でも初対面の相手にどんな質問をしていいのかわからない。。
そう思いますよね?
まず落ちついて、相手の見た目を観察してみましょう。
・髪型
・バッグやスマホなどの持ち物
・腕時計、アクセサリー、ネイル、メイク
・表情
・態度、立ち振る舞い
・なぜ今ここにいるのか
たとえば、相手のスマホケースが特徴的だなと思ったら
そのスマホケースいいですね。どこのやつですか?
場所が、飲み会や、何かのパーティーであれば、
幹事の○○さんとはどういうお繋がりなんですか?
なんて聞いてみるのもいいでしょう。
要するに、相手の外見や態度などが発している情報を受け取って、
より多くの会話の糸口を見つけるんです。
その糸口が多いほど、会話が切り出しやすくなります。
当たり障りのない天気の話や、時事ネタを切り出すよりも
相手発信の情報についての話の方が、相手の食いつきも良くなります。
そのあと、どのように会話を続ければいいでしょう?
会話のコツ③ 会話は数珠つなぎに
図① 繋がりのあるうまい会話
図①が私の考えるうまい会話です。
ちなみに、薄緑色の楕円に白抜きの文字で書かれている言葉は、
相手の反応を受けて思いついたけど言葉にしなかったリアクションの例です。
うまい会話のポイントはなにかというと、
必ず、相手の返答に関連したリアクション(共感を示す、質問する)を続けることです。
関連付けが続く会話は、数珠つなぎのようにポンポンと次の言葉が出てきます。
芋づる式と言ってもいいかもしれません。
また、会話の切り出しは「スマホケース」についてでしたが、
途中から「ネット配達」、「トイレットペーパー」に自然と話題が移っていくのも
盛り上がる雑談の特徴です。
図② 繋がりのないダメな会話
盛り上がらない会話の例です。
一つ一つの話題を深堀せず、すぐに別の話題を振ってしまうと、相手にとっては質問攻めにあっているような印象を受け、不快に感じます。
これはもう、会話というより尋問です。
会話において相手に質問するのはとでも重要ですが、相手の反応を受けて次の言葉を選ばないと会話はうまくいきません。
相手の反応を受けて、いかに臨機応変に返せるか?
ここは場数を踏んでうまくなっていきましょう。
まとめ
・相手にたくさん質問しよう
・ただ、質問の仕方を気を付けて、、
・そして相手にたくさん話をしてもらってあなたの好感度を上げよう。
人付き合いは何かとストレスがかかるものですが、コミュニケーションは才能やセンスではなく技術を上げることで何とかなる問題です。
この記事が少しでも人見知りの方や、会話下手の方のヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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